撥水のれんのメリットについて考える

撥水のれんの生地の違い

のれんを長持ちさせるためにご商売をされている方たちにとって、集客のために何が必要かは
いつも頭を悩ませるもの。

商売そのもののクォリティで勝負するという一本気のある方も
おられるでしょう。が、それ以外のところに意識を向けるのも
商いの上では大切なことではあります。

インテリアに凝ってみる、各種サービスを豊富に取り揃えるなど
方法はいくつもあるものです。

しかしそれ以前の話として、まずはお客様を店に誘わなければなりません。

そのための呼び水のような役割として、のれんを飾っている店も多いことでしょう。
どんなのれんがかかっているかで、お客様は店にある程度のイメージを抱いています。

関心を誘うためのアイテムとして重要なものなのです。

そののれんが、どんなに凝ったデザインであり風情あるものだとしても、
汚れが目立つものだったらどうでしょう。お客様は進んでお店を覗くでしょうか。

客寄せとして

それだけでせっかくの自慢の技も、伝統の逸品も、目に触れる機会が減ってしまうとしたら。
機会損失という意味でも、これは大きなダメージになりかねません。

そこで少しでも汚れの付着を抑えるための存在として、撥水のれんの登場となります。
撥水加工をした品物は、日常生活のあちらこちらで目にすることがあります。

水がかかったとしても、さっと弾いて濡らしません。そのための加工です。
撥水のれんは、文字通り、のれんに撥水加工をしたものです。

それにより、まず雨による水濡れを避けることが出来ます。
軒先ののれんが濡れていると、お客様が入店されるときに不快な思いをされることになります。

綺麗さが大事

お客様第一を考えるなら、この濡れるというマイナス面を大きく後退させることが出来るのです。
勿論、加工が消耗していくことは避けられません。汚れがついてきた場合には洗濯することになりますが、
その際にも傷みが生じます。

撥水加工した表面に小さな傷がつき、そこから水が生地に浸入してしまうのです。
が、これは、アイロンをかけることである程度までは回復させられます。

考え方にもよりますが、コストパフォーマンス面からも、一考の余地は充分にあるアイテムなのです。